tip

    箴言

    実事求是

    Sherlock Holmes said, "I have no data yet. It is a capital mistake to theorize before one has data. Insensibly one begins to twist facts to suit theories, instead of theories to suit facts".(A Scandal in Bohemia

    夏洛克・福爾摩斯曰、「我未知実事矣。未知実事而立論、此過之大者也。賢者応実事而立論、不肖者守論而枉実事」。(『波希米亜醜聞』)

    消去法

    Sherlock Holmes said, "When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth".(The Sign of the Four

    夏洛克・福爾摩斯曰、「須去虚妄。雖荒唐無稽、去虚妄而後存者、是実也」。(『四簽名』)

    博学約説

    孟子曰、「博学而詳説之、将以反説約也」。(『孟子』)

    独語

    参考書

    個別分野

    儒教入門
    土田健次郎。東京大学出版会。\2,730。★★★★★
    長年のご講義「儒教概論」の内容が凝縮された一冊。研究者にとっても有益。
    明解【仏教】入門
    城福雅伸。春秋社。\2,310。★★★★★
    残念ながらあまり知られていない一冊だが、仏教の解説書としてこれに勝るものを知らない。非常に分かり易い。ただし、他の概説書とは正反対に教理の解説が中心で、仏教史についての解説は殆んどない。

    研究一般

    博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック
    エステール・M・フィリップス(著)、デレック・S・ピュー(著)、角谷快彦(訳)。出版サポート大樹舎。\2,730。★★★★☆
    内容としては、別に読まなくとも、何年も博士号取得を目指していれば厭でも学ぶことになる教訓が多い。ただし、時には不愉快な経験や長くて無駄な労力とともに学ばされる教訓を、こうして簡単に得られるのはありがたい。本書を博士過程の、そして修士課程の後輩にも推薦したい。
    日本において博士号は、「長く険しい学問修行の末に与えられるかも知れないし、与えられないかも知れないもの」と理解されがちだが、もう少し「必要ならば取得されるべき資格」として割り切って考えた方がいいかもな、というのが読後の感想。そう考えれば、本書の帯に目立つ「そうだ、博士になろう!」というアホみたいに軽い文句も気にならなくなる。
    ただし、誤脱字や明らかな誤訳、日本語として熟れていない表現などが散見され、訳書としての質はいまいち。
    これから論文を書く若者のために 大改訂増補版
    酒井聡樹。共立出版。\2,730。★★★★★
    人文学とはちょっと事情の違う部分もあるけど、大変有益。後輩に薦めたい。
    論理病をなおす!――処方箋としての詭弁
    香西秀信。ちくま新書。\735。★★★★★
    家永三郎や丸山眞男が実例に挙げられているように、本書で紹介されている詭弁は研究書にも蔓延しているものばかり。人文学研究者の必読書ではなかろうか。

    参考サイト

    伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
    「研究者を対象にした学会発表や研究室のゼミ発表、研究者でない人を対象としたアウトリーチ活動などの科学コミュニケーション」における「伝える工夫」について解説したサイト。

    別刷の送り方

    管理人は広く浅く研究しているため、書いた論文の時代分野によって別刷を送る相手を取捨選択しています。そうでなくても、知り合いが増えるとか何かで、毎回同じ人たちに別刷を送り続けるということはないでしょう。処女論文を出したばかりの頃はよくても、何本も論文を出してると自分でも誰にどの別刷を送ったか分からなくなってしまいます。

    抜刷送り先.xlsxそこでお奨めなのは、Excelで別刷送り先の一覧を作っておいて、そこにどの別刷を誰に送ったかも控えておくことです。右の画像では、「●」が「送る/送った」を意味しています。こうしておけば、誰に送ったか分からなくなることもありません。また別刷が出来る前でも、「次に出る別刷はあの人にも送ることにしよう」と思った時に「●」を入力しておけば、いざ送る時になって「今回は誰に送るべきだったんだっけか」と分からなくなることもありません。ある列に「●」が幾つあるか表示されるようにしておけば、別刷と封筒がどれだけ必要かも一目で分かります。

    抜刷宛名.docそしてこの方法なら、Wordと連動させて宛名を一気に封筒に印刷することが出来ます。宛名をシールに印刷して、それを封筒に貼る人をよく見掛けますが、封筒に直接印刷する方がずっと楽です。

    まず、Wordで封筒宛名の雛型を作ります(ちょっと面倒ですが、一度作ってしまえば以後は楽になります)。右の画像ですと、A5用封筒(+糊代)として 162 x 229 mm に設定してあります。上に糊代と切手のための空白を作り、下に差出人の住所氏名を記入するとよいでしょう。

    次に、どの項目をどこに配置するかを決めます。

    1. ツールバー「差し込み文書(M)」 --> 「宛名の選択(R)」 --> 「既存のリストを使用(E)」 --> 予め作っておいたExcelファイルを選択(この時点では、まだWord画面に変化はないはず)
    2. ツールバー「差し込み文書(M)」 --> 「差し込みフィールドの挿入(I1)」 --> 差し込みフィールドの選択(右上の画像だと、例えば「名前」を選択すると「<<名前>>」が挿入される)
    3. 2.を繰り返して、他の「郵便番号」「住所」などを挿入していく。フォントの種類や大きさなどは自由に変更可。

    ここまでで雛型が完成です。そして、宛名を取り込みます。

    1. ツールバー「差し込み文書(M)」 --> 「アドレス帳の編集(D)」 --> 「フィルター(F)」 -->
      「フィールド」: 列選択(右上の「抜刷送り先.xlsx」だと、例えば「歴史思想」)
      「条件」: 「と値が等しい」
      「値」: 記号選択(右上の「抜刷送り先.xlsx」だと、「●」)

    これで、「歴史思想」の列に「●」が入力されている宛名38件だけが抽出されます。後は念のため仕上がりを確認して、印刷するだけ。

    1. ツールバー「差し込み文書(M)」 --> 「結果のプレビュー(P)」(問題なければ印刷へ)
    2. ツールバー「差し込み文書(M)」 --> 「完了と差し込み(F)」 --> 「文書の印刷(P)」
      (ちゃんと印刷できるかどうか手許の封筒を使って確認するのが面倒なので、ここの手順だけうろ覚え。でも、多分これで印刷できるはず)

    別刷の自炊

    自著の別刷は裁断しスキャナでPDF化する、つまり所謂「自炊」することをオススメします。なお、解像度は600dpi以上推奨。その利点は次の通りです。

    1. データを分散さえしておけば、紛失や品切れになることがない。
    2. 大学などの機関リポジトリに掲載し、国内外に成果発信できる。
    3. 簡単に増刷できる。
      特に研究職への求職活動では、論文のコピーを提出しなければならない。別刷のPDFがあれば、いちいちコピーせずとも、Adobe Readerの「1枚に複数のページを印刷」設定で印刷するだけでよく、非常に便利。

    FedEx Kinko'sなどに持ち込むと、頁数などにもよりますが、別刷1冊当り300-400円ほどで断裁とスキャンを代行してくれるので便利です。

    ReaD&Researchmap

    博士課程以上であれば、必ずReaD&Researchmapにアカウントを作成し、自分の研究業績などを随時登録していくべきです。その利点は少なくとも3つあります。

    1. 自分がどんな研究をしているのか、より多くの人に知ってもらうことが出来る。
    2. 備忘録になる。公募や助成金に応募する時、自分の業績は何と何だったか分からないということがなくなる。特に研究発表の日時などは忘れると調べるのが面倒なので注意。
    3. 自分の業績の貧弱さを痛感でき、今後の研究計画を思い描き易くなる。

    以上3つでは3>2>1の順で重要です。なお、「自分はまだ業績が少ないから、増えてきたらアカウントを作成しよう」などと考える人は、恥を恐れて自分の業績の貧弱さから顔を背けているだけですので、多分永遠に業績は少ないままでしょう。

    Software

    PDF-XChange Viewer

    PDFファイルの編集加工ソフト。無料。日本語版あり。PDFファイルに直接文字や図形などを入力できます。そのため、紙媒体で配布されている申請用紙などをスキャンしてPDFファイルにすれば、必要事項を記入したり複製したりすることが容易になります。大変便利。

    CubePDF Utility

    PDFファイルの編集加工ソフト。無料。日本語。PDFファイルの特定ページを削除したり、順番を入れ替えたり、別のPDFファイルと連結したりといった、上記のPDF-XChange Viewerの無料版ではできないことが非常に簡単にできます。大変便利。

    その他

    CiNii - サイトライセンス個人ID

    CiNiiにおいて、『史学雑誌』など「定額アクセス可能」の論文は、定額制契約機関からは無料で閲覧できても、自宅などから閲覧しようとすると有料になってしまいます。しかし、定額制契約機関からサイトライセンス個人IDを取得すれば、自宅からでも機関からと同様に無料で閲覧できるようになります。サイトライセンス個人IDは年間登録料金が無料なので、是非登録しておくとよいです。

    Amazon Student

    学生(大学生・短大生・大学院生)を対象としたAmazonのプログラムで、登録すると次の特典を6か月間無料で利用できるとのこと。

    無料期間終了後も、Amazonプライム年会費の半額(¥1900)で利用できるとのこと。

    inserted by FC2 system