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典籍
国書
- 大系本文データベース(旧・日本古典文学本文データベース)
- 国文学研究資料館。岩波書店刊行の旧版「日本古典文学大系」と東京堂出版刊行の「噺本大系」の作品について、全文検索とテキスト閲覧ができます。ユーザー登録(無料)が必要ですが、非常に便利なので是非しておくべきです。
- 日本古典籍総合目録データベース
- 『国書総目録』(岩波書店)を増補改訂したもの。検索もしやすく、非常に便利。
- 東京大学史料編纂所データベース
- 古文書目録、大日本史料、編年史料綱文、古記録、古文書、『平安遺文』、『鎌倉遺文』など、信じられないほど充実したデータベース。非常に便利。
- 近代デジタルライブラリー
- 国立国会図書館。インターネットを通じ、同館が所蔵する明治期刊行図書の書誌情報及び目次情報の検索と、資料本文のデジタル画像を閲覧できます。近代が専門の人にとっては非常に便利、知らなきゃ損でしょう。ただ、管理人としては以前の方が使い易かったです……。
- 古典選集本文データベース
- 国文学研究資料館。二十一代集、絵入『源氏物語』、『吾妻鏡』、歴史物語(『栄花物語』、『大鏡』、『今鏡』、『水鏡』、『増鏡』)の全文検索ができます。
- 古事類苑データベース
- 国文学研究資料館。まだちゃんと使っていませんが、便利そう。
- 正倉院文書データベース(SOMODA)
- 何だか凄く便利っぽい気がしますが、「使用方法」のページが準備中なので肝腎の検索方法が分かりません。3年間も科研費を交付されてたのに、何だそれって感じがします。
- データベースれきはく
- 国立歴史民俗博物館。日本史関係の資料を数多く公開しています。無料ですが一部は要利用申請。
- 延喜式検索システム
- 皇學館大學。現在は巻第1-7までの条文について検索が可能。平成17年から更新が止まっています。これって、新たな助成金が獲得されないと巻第8以降は追加されないということなんでしょうか。
- 京都大学電子図書館貴重資料画像
- 「所蔵する約5万点の貴重書の中から、重要文化財を含む資料群として資料的価値も高く閲覧希望の多い「清家文庫」を中心に電子化・公開し、朝廷で儒学を教えた公家の南北朝時代から江戸時代にわたるコレクションを世界へ発信するもの」だそうです。
- 公卿補任クイックアクセス
- 延長元年〜永承7年(923〜1052)の『公卿補任』に掲載されている情報で、公卿のうち非参議および前任者以外のものが表になっています。
- 中世公卿補任データベース
- 中世前期(文治5年〜建武3年までのおおよそ鎌倉時代全般)と中世後期(建武元年〜天文10年まで)の公卿補任の検索が行うことが出来るらしいのですが、管理人はいつもエラーで検索できません。
- 平安朝漢詩文総合データベース
- 早稲田大学日本古典籍研究所。『群書類従』「文筆部」に収録する作品の中から、平安時代までに成立した漢詩文集(懐風藻、凌雲集、文華秀麗集、経国集、扶桑集、本朝麗藻、
本朝無題詩、都氏文集、田氏家集、菅家後集、江吏部集、法性寺関白御集)のフルテキスト・データベース。
漢籍
- 中國哲學書電子化計劃
- 先秦両漢の文献は一通り揃っていて、最近は魏晋南北朝、
宋明、清代、民国のものも追加されつつあるようです。非常に便利なので、ザッと調べる分にはここで十分でしょう。
- 瀚典
- 台湾中央研究院。非常に便利で定番らしいのですが、恥ずかしながら、門外漢の管理人は未だに使い方が分かりません。
- 寒泉
- ここも充実している。宋明代が多いか。
- Kanhoo! 東洋学サーチ
- 漢字文献情報処理研究会。ここも充実している。以上3つは充実しすぎていて、管理人は全然使いこなしていません……。
- Web漢文大系
- 主に先秦時代のメジャーな漢文漢詩を、白文だけでなく訓読文でも掲載しており、更に一部は校異まで付いています。貴重。
- 中国古典籍電子テキスト類目
- 大阪大学中国哲学研究室。管理人は専門外なのでよく分かりませんが、多分非常に便利でしょう。
- 漢籍善本全文影像資料庫
- 東京大學東洋文化研究所。便利かも。
- 全國漢籍データベース
- 京都大學人文科學研究所附屬漢字情報研究センター。日本全国に所蔵されている漢籍のデータベース。使い方は「睡人亭 - 全國漢籍データベースを利用する」参照。
- 日本漢文文献目録データベース
- 二松学舎大学21世紀COEプログラム。日本漢文文献およびその関連文献の基本書誌を、国内にとどまらず海外をも視野にいれて集中網羅したデータベースです。
- 日本儒林叢書テキストデータベース
- 桐原健真。「事業継続中」とのこと。
- 黙斎を語る会
- 読んで題名の如く、江戸時代の朱子学者稲葉黙斎について語っていて、黙斎の講義録のテキストデータなどもいろいろあります。うちのサイトにリンクしてくださっていて、感謝しています。
- 中華典蔵
- 繁体字と簡体字で二十五史を公開しています。検索はし易いと思いますが、それ以上の利用価値があるかどうかは不明。
仏教
- 大正新脩大藏經テキストデータベース
- 大藏經テキストデータベース研究会。高楠順次郎・渡邊海旭都監『大正新脩大蔵経』全100巻のうち、テキスト部分にあたる第1巻から第85巻までのテキストデータベース。
- CBETA 電子佛典集成
- 中華電子佛典協會。『大正新脩大藏經』だけでなく『漢譯南傳大藏經』や『房山石經選録』、『金版大藏經選録』なども底本にしていて、なかなか便利です。
- 浄土宗全書検索システム
- 浄土宗教学院、浄土宗。宗祖800年大遠忌記念事業の一環として制作公開されたもの。公開が待ち望まれていたデータベースであり、非常に便利。ただし、『浄土宗全書』は底本選択の難が夙に指摘されているので、要注意。石川達也「『浄土宗全書』の刊行について」と春光院研究室「『浄土宗全書』底本の調査」参照。
- 法然上人関係文献
- 浄土宗獅子吼山轉法輪寺。『昭和新修法然上人全集』第2篇以降の多くがテキストで公開されています。非常に便利。
- 御法語
- 浄土宗林宗院。『四十八巻伝』が全文公開されているみたいです。
- 公開資料
- 報恩蔵(安達俊英研究室)。法然房源空関係の資料『漢語灯録』『無量寿経釈』『観無量寿経釈』『選択本願念仏集』『法然上人伝記(醍醐本)』がテキストで公開されています。「まだ校訂が済んでいない試作版」らしく、「所」を「処」に作るなどの誤字が目立ちます。
- 花園大学国際禅学研究所
- 非常に充実していますが使ったことありません。
- 禅籍データベース
- 花園大学国際禅学研究所。
- 真宗聖教全書電子化プロジェクト
- 聖教電子化研究会。『真宗聖教全書』をテキストにして公開していますが、なお発展途上です。
道教
道蔵データベース
- 早稲田大学文学部。六朝・隋・唐の斎醮関係の基本的な道教経典を収録。
その他
- 和歌データベース
- 国際日本文化研究センター。21の勅撰集すべてと主要な私家集を収録。
論文・参考文献
全般
- CiNii
- 国立情報学研究所。約1,000の学会誌、約280万の論文本文を有料で公開しています。一部の論文本文と書誌情報は無料で利用・検索が可能なので非常に便利。なお、所属機関のネットワーク内の端末から「サイトライセンス個人ID」(無料)を取得すると、検索結果の文献が所属機関にあるかどうかを簡単に調べることが出来、ちょっと便利。
- MAGAZINEPLUS
- 厖大な量の論文を網羅しており、非常に便利。ただし完全ではありません。有料ですが、大抵の大学が契約しているので学内からなら利用可。
- 国文学論文目録データベース
- 『国文学年鑑』の作成方針に基づいたデータベース。狭義の「国文学」に限らず幅広く採集しているため、非常に便利。
- Resources: Web Links
- 眞壁仁。日本政治思想史を専門とする北大准教授が作った研究に役立つリンク集。趣旨はうちと近いですが、質量ともにうちより遥かに充実しています。とても便利。
- 日本文学 Internet Guide
- 「上代(〜奈良)」から「近代(明治〜)」、更には「中国文学」についても便利なリンクを紹介しています。
- 雑誌記事索引集成データベース
- 皓星社。有料ですが、明治時代からの先行研究を調べるには物凄く便利。
-
- Researchmap
- 国立情報学研究所。「新世代研究基盤」「WEBにおける研究者の名刺」、ということらしいです。非常に便利。博士課程以上ならアカウント作成は必須でしょう。
- KAKEN - 科学研究費補助金データベース
- 国立情報学研究所。科学研究費補助金により行われた研究の当初採択時のデータ(採択課題)と研究成果の概要(研究実績報告、研究成果概要)を収録したデータベース。研究キーワードで検索して似たような研究している人を探すもよし、知っている研究者の名前で検索してここ数年どんな研究しているのか調べるもよし。中には「お前、これ、科研費ネコババするためにデタラメ書いただろ」って感じの研究計画書や報告書も見付かったりします。
- Google Scholar
- 膨大な学術資料を簡単に検索できる……らしい。
- JAIRO(学術機関リポジトリポータル)
- 日本の学術機関リポジトリに蓄積された学術情報を横断検索できます。管理人の論文もここで無料閲覧することが出来ますので、本名をご存知の方は検索してみてください。
- 学協会著作権ポリシーデータベース
- 日本国内の学協会等の機関リポジトリに対する論文掲載許諾状況を調べられるデータベースです。自分の論文が掲載されている学術誌のポリシーをここで検索し、もしBlueとかだったら機関リポジトリで公開してしまいましょう。殆んどの学会がGrayになっていますが、これは未回答ということで、問い合わせれば快諾してくれることが多いです。もしWhiteだったら……やれやれですね。
日本思想史関係
- 日本思想史文献データベース検索
- 東北大学日本思想史研究室。読んで題名の如し。分類方法に改善の余地があるのでは。
- 法制史文献目録
- 法制史学会。法制史は日本思想史と重なる部分が少なくなく、上掲の日本思想史文献データベースから漏れているものもあるので要参照。
- 鎌倉時代
- 野村朋弘。鎌倉時代の朝廷や貴族についてのサイト。
漢学
中国学系情報探索入門
- 主に中国学系の学部生を対象に、研究のための情報探索について紹介しています。まだよく見ていませんが、とっても便利そう。
- 中国学工具書提要
- 中国学研究のための基本文献案内だそうです。これまた便利そう。
- 近世儒学データベース
- 早稲田大学文学部。ここでいう近世とは、中国では宋・元・明・清、朝鮮では朝鮮王朝、日本では江戸時代を指し、日本の江戸時代の儒者の研究文献目録から始まり、近世儒学研究の成果を順次公表するそうです。
- 学部授業参考書目録
- 早稲田大学文学研究科東洋哲学専修土田研究室。学部生だけでなく研究者にとっても参考になるでしょう。
- 工具書について : 漢籍の整理
- 永田知之。非常に有益です。
- 東洋学文献類目検索
- 京都大學人文科學研究所附屬漢字情報研究センター。使い方は「睡人亭 - オンライン版東洋学文献類目(china3)を利用する」参照。
- 中国哲学関係古典訳注リスト
- 大阪大学中国哲学研究室。かなり便利です。
- 『孝経』及び「孝」関係論考目録
- 大阪大学中国哲学研究室。
- 宋代史研究文献目録(1982〜2001年)
- 1982年から2001年にいたるまでの期間に、主として日本で発表された日本語文の単行本・論文を収録したものだそうです。
- 唐以後帝王避諱名表
- 「朝代、帝 號、避諱對象、避諱字、備注」を列記した一覧表です。何かの役には立つでしょう。
仏教
- INBUDS インド学仏教学論文データベース
- 日本印度学仏教学会。インド学・仏教学についての論文データベースです。
- 臺灣大學佛學數位圖書館?博物館
- 臺灣大學。國?の整合した研究協力と國際の學術交流を推進するため、広く国?外の仏学文献資料を収集しているそうです。当然、日本の論文も対象になっています。
その他
- 旧暦/グレゴリオ暦対照表
- その名の通り。便利。
辞書事典
辞典
国語
- 国語辞典・新語辞典 - goo辞書
- 管理人はこれを標準で使っています。
- コトバンク
- 朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館などの辞書、事典45冊44万語から、用語を一度に検索できるサービス。かなり便利。
- Weblio - 類語辞典
- 「様々な日本語表現、約40万語を収録」。論文を書くときなどに便利。ログインなどは不要で、当然無料。
漢字漢語
- 國際電腦漢字及異體字知識庫
- 中央研究院。使い易くて便利そう。リンクも併せて参照のこと。
- 異體字字典
- 中華民國教育部。ちょっと使い難そう。
- 互動百科
- 「全球最大中文百科」だそうです。非常に便利。
- 辞洋
- 「最便于査詢的在線漢語詞典」(最も便利なオンライン漢語辞典)だそうです。
- 楽訳中国語変換
- 「日本語の漢字も一括で簡体字、繁体字、ピンインへ変換可能です」。その逆もまた然り。
- 漢字字書データベース
- 漢字の情報交換・検索照合・分析に役立つ様々なデータベースを整備することが目的のサイトだそうです。
- 池田証寿のページ
- 池田証寿。JIS漢字や古辞書についていろいろ解説されています。
英語
- WebSaru
- 英和・和英辞書。用例が豊富。
- OneLook Dictionary Search
- 英英辞書。1つの単語を複数のオンライン辞書で横断検索できて便利。
事典
- 日国オンライン - JapanKnowledge Select Series
- 『日本国語大辞典』(第二版、全13巻)や『国史大辞典』(全15巻、17冊)などを公開。有料ですが、学内からは無料で利用できます。
- Yahoo!百科事典
- 小学館提供の日本大百科全書(ニッポニカ)を無料で検索・参照可能なサービス。ちょっと古いけど、Wikipediaと違ってちゃんとした百科事典なので信頼できます。
図書館
- 国立国会図書館サーチ
- 国立国会図書館。「国立国会図書館をはじめ、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等が持つ豊富な「知」をご活用いただくためのアクセスポイントとなることを目指しています」とのこと。便利。
- 国立国会図書館 NDL-OPAC
- 国立国会図書館。同図書館が所蔵する図書、雑誌新聞、電子資料、和古書・漢籍、博士論文、地図、音楽録音・映像資料、蘆原コレクションの検索、申込みができます。
- Webcat Plus
- 国立情報学研究所(NII)。「タイトルや著者名、出版社など入力された条件に一致する図書や雑誌が検索されます」。ただし、極稀にデータベースに漏れがあることもあるので、個々の図書館のOPACでちゃんと確認した方がよいです。
書店
古書店
- 日本の古本屋
- とりあえずここで探しましょう。
- Amazon.co.jp --> 古本・古書・希少本
- 便利ですが、クレジットカードしか使えないことと、1冊ごとに送料・手数料が掛かってしまうのが難点。
- スーパー源氏
- Yahoo !オークション
- 通称「ヤフオク」。商品の検索にもログインが必要。
- 楽天フリマ
- 古本市場
- イーブックオフ
- 其中堂
- 仏教書の専門店。「What's New?」(新刊・重版・新入古書のニュース)や「おすすめ仏教書」などのページもあるので、仏教が専門の人には便利だと思います。
新書店
- 紀伊國屋書店 --> 店頭在庫検索発注サービス
- 絶版になってからまだ日が経っていない本であれば、紀伊國屋書店の新宿本店や福岡支店とかの書架に残っていることが少なくありません。念のため検索してみては如何。
- ジュンク堂書店
- 同上。ただし、池袋本店の在庫分しか検索できないのが残念。
- 東方書店
- 中国・本の情報館。輸入書も扱っています。
- 博客來網路書店書籍館
- 台湾のネット書籍店。安くて品揃えも面白いのですが、商品が届くまでに時間がかかるのが難点かも。入会、注文、決済くらいはチャイ語が分からなくても何とかなります。
- 卓越亜馬遜
- 大陸のアマゾン。送料はちょっと高いですが、商品がすぐに届きます。お急ぎ便も選択可。入会、注文、決済くらいはチャイ語が分からなくても何とかなります。
- 書虫
- 中国書籍、CD・VCD・DVD、雑誌などを販売するネット書店。
学会・研究会
- 学協会情報発信サービス
- 国立情報学研究所。魅力ある学会を探すのに役立つかも知れませんし、役立たないかも知れません。
- 日本思想史学会
- 斯学最大規模の全国学会。好くも悪くもいろんな人が所属していて、カオスな感じがします。
- 法然上人研究
- 宗派と無縁の貴重な研究会なのに、現在活動しているのは輪読会だけみたいで、ほぼ休眠状態。